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渡航前にやること

【オーストラリアへ薬の持ち込み】入国審査の注意点と方法2022年版

しばけん君

日本でいつも使っている薬を持ちこみたい!

知恵袋先生

ものによっては禁止されているから事前チェックが必須だね!

しばけん君

ぼくの薬は大丈夫かな?

日本でいつも使っていた飲み薬や塗り薬などの常備薬を、オーストラリアに持ち込みたい
と考えている人もいるのではないでしょうか。

オーストラリアのファーマシー(ドラッグストア)やケミスト(薬局)でも日本にあるの
と同じような薬を買うことができますが、

使い慣れた薬を持っていればいざというときに安心感もあります。

ただし、持ち込みが許可されている薬か事前にチェックした上で、入国時の持ち込み方法
にも注意が必要です。

安心・快適なオーストラリア留学生活を送るために欠かせない、薬の持ち込みについて解
説します。

・オーストラリアへ持ち込めない薬
・オーストラリアへの薬の持ち込み手続きの方法
・薬の種類の英語フレーズ

・現地で手に入る薬

日本から薬を持参する場合、オーストラリアの法律に違反する成分や量は持ち込むことが
できません。

そのため、薬の持ち込みを考えている人は必ず以下の注意点をチェックしましょう。

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薬の持ち込み方法について動画でも解説しています

他にも海外へ出るためのお得な動画をアップしているので、興味のある人は他の動画も見てみてください。

オーストラリアへ薬を持ち込むための注意点

オーストラリアへの医薬品の持ち込みルール、持ち込みが禁止されている薬、事前申請すれば持ち込みが可能な薬について説明します。

オーストラリアへの薬の持ち込みルール6カ条

  1. 医師が処方した薬を持ち込む場合は、英文の処方箋または診断書を用意。
  2. 薬の成分が分かるよう、パッケージやラベルは必ずそのままで持ち込む。
  3. 持ち込み可能な薬の量は、最大3カ月分。
  4. オーストラリアの空港に着いたら、必ず手荷物の税関申告(Declaration)手続きを。
  5. 薬を持ち込む際は必ず手荷物に入れること
  6. 自分自身、または同伴する家族が使う目的での薬や医療器具を持ち込みはOK。しかし他人が使う目的での持ち込みはNG。

以上6点のルールを厳守した上で、さらに以下の禁止成分に該当しない薬であることを確認しましょう。

日本の一般的な風邪薬や痛み止めなどの常備薬であれば禁止成分は入っていないので、ほとんどの薬は持ち込み可能です。

持ち込み禁止の物質、医薬品

オーストラリア政府によって持ち込みが禁止されているのは、以下の物質や医薬品です。

禁止品目の所持が発覚するとオーストラリアに入国できないので注意しましょう。

・アミノフェナゾン、アミドピリン、アミノピリン、メタミゾールなど
解熱剤などに含まれていることが多いです

・アミグダリン/レートリル
(多くの果物の種、生のナッツや植物に含まれている化学物質です)

・大麻、大麻派生品
(言わずもがな…です)

事前に持ち込み許可が必要なケース

以下に該当する物質や医薬品を持ち込む必要がある場合は、

事前にオーストラリア政府のドラッグ・コントロール・セクション(Drug Control Section : DCS@health.gov.au)という管轄部署にEメールで問い合わせの上、許可を得る必要があります。

・アナボリック/アンドロジェニック作用の物質(テストステロン、DHEAなど)
・中絶薬(ミフェプリストン、RU486など)
・サリドマイド
・人、動物由来成分を含む注射剤 (ハイゼントラ、クレキサンなど。ただしインシュリンを除く)
・スポーツ選手やスポーツ関係者が、ホルモンやペプチド成分を含む医薬品を持ち込む場合
・3カ月分以上の医薬品服用分を持ち込む場合

持ち込み許可について、詳細は在日オーストラリア大使館のウェブサイト(日本語)に記載されています。

また、薬以外の持ち込み禁止品(食品など)について知りたい場合は、オーストラリアの検疫情報(日本語)を参照してください。

入国時の「薬の持ち込み」申告方法

オーストラリアの空港へ着いたら、手荷物に入れた薬の税関申告が必要です。

預け入れ荷物を受け取ったら「Declaration」と表示された列に並び、税関職員のチェックを受ける必要があります。その際に、

・薬
・入国カード
・処方箋または診断書(処方薬の場合)

の3点を見せる必要があります。

そのため、税関申告までに必要な準備として、

薬のパッケージに用途を英語でメモ(頭痛薬ならFor headacheなど)をした上で、手荷物に入れる

入国カードの薬(medicine)持ち込み欄の「yes」にチェックを必ずしておきましょう。

薬のパッケージに用途をメモするのは、税関職員に用途を聞かれたときに困らないためです。

また、少量の薬だからといって入国カードに書かずに申告漏れが発覚すると、薬の没収や罰金の可能性があります。

入国審査の流れと入国カードの書き方については、以下の記事を参考にしてください。

オーストラリアの入国カードの書き方についてはこちらの記事▼▼

オーストラリアへの入国審査の流れについてはこちらの記事▼▼

薬の英語表現

オーストラリアの空港での税関申告の際、持ち込みをする薬の種類を英語で言えるようにしておく必要があります。

パッケージにメモをした上で、覚えておきましょう。

●薬の種類の英語訳

風邪薬:Cold medicine
頭痛薬:Headache medicine
口内炎薬:Canker sore medicine
解熱剤:Antipyretic medicine
生理痛薬:Anti-menstrual cramps
花粉症薬:Hay fever medicine
アレルギー薬:Allergy medicine
痛み止め:Pain killer
目薬:Eye drop
軟膏(塗り薬):Ointment
湿布:Cold pack / Hot pack
ぜんそくの吸入薬:Inhaler for asthma
乗り物酔いの薬:Medicine for airsick

オーストラリアで手に入る薬

ここまで日本からの薬の持ち込みについて解説しましたが、全ての薬を持参する必要があるかというとそんなことはありません。

オーストラリアでもたいていの市販薬はファーマシーやケミストで手に入る上、価格も日本に比べて安価なものが多いです。

そのため、日常的に使う頻度の高い常備薬は日本から持ち込み、それ以外の薬はオーストラリアで現地調達をするのがおすすめです。

使うか使わないか分からない薬を日本でそろえるより、現地調達の方が無駄な荷物やコストを減らすことができます。

海外で薬を買うのは不安と思う人もいるかもしれませんが、先進国オーストラリアでは薬の種類も豊富で、たくさんの日本人留学生や在住者が現地調達でオーストラリアの薬を利用しています。

成分の面でも日本で使われているのと同じものが多い点も安心です。

オーストラリアで手に入る薬についてのまとめはこちらの記事▼▼

もちろん、現地で体調が悪くなったときやケガをしたときは我慢せずに医師の診察を受け
ましょう。

オーストラリアの都市部なら日本語での受診が可能な医院も少なくありません。

オーストラリアの病院の行き方と各都市のおすすめの病院まとめはこちらの記事▼▼

まとめ

どうしても必要な常備薬以外は、現地調達がおすすめです。気候の違う海外では思わぬときに体調を崩したりすることもあります。健康で楽しい留学生活を送れるよう、最低限の常備薬の用意と、オーストラリアで薬が買える場所のチェックは忘れずにしておきましょう。

・日本からオーストラリアへ薬を持ち込む際はルールを必ず守りましょう。
・オーストラリアでもたいていの市販薬が手に入ります。

留学知恵袋ではオーストラリアのワーホリに必要な準備についてこちらの記事で紹介しています▼▼