日本に期待外国人留学生もホームステイを選ぶ人もいるんだよ
子供の頃にその留学生と一緒だったらもっと英語力伸びてたかもな~
「ホームステイ」
と言われると一般的に頭に浮かぶのは”日本人が海外へ行く”ホームステイを思い浮かべる人が多いですよね。
しかし近年、訪日外国人の数の増加や、日本の少子高齢化を背景に外国人の移民が増えてきています。
そこで、日本の文化や日本語を学びたい外国人の方が、”日本でホームステイをする”ホームステイ受け入れが日本で流行り始めています。
留学とは異なり費用が掛からない点、子どもが小さくても問題ない点、副業として収入を得ることができる点などから「自宅で留学」という形でホストファミリーへ募集する人たちも増えてきているようです。
では、実際にホームステイを受け入れるためにはどうしたらいいの?
この記事ではホストファミリーを募集しているサービス、ホームステイを受け入れるための情報サイトについて紹介していきます。
・ホストファミリーを募集しているサービスについて
・ホストファミリーになるために必要なこと
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日本のホストファミリーの現状
海外のホームステイはボランティアだけでなく、ゲストから謝礼を受け取る形式で運営されているケースも多いです。
それに対して日本のホームステイはボランティア形式のものが多くみられることが特徴です。
日本に住みたい外国人は都市部を希望するケースが多いですが、都市部の高い物価で暮らしている一般家庭ではなかなか自腹で外国人の家族を1人迎え入れるのは難しいですよね。
そのため、日本ではホームステイを受け入れることがまだまだ一般的ではありませんでした。
しかし、近年の外国人移民の増加の背景もあり、外国人に日本でホームステイ受け入れをしているホストファミリーを紹介する新しいサービスがいくつか生まれてきました。
そんな中、現在は投資家としても活躍されている本田圭佑さんがホームステイのサービスに出資されたニュースの記事をきっかけに、これからは行く留学だけでなく、受け入れる形もあると感じ、これからホストファミリーになってみたい人向けにサービスをまとめてみました。
それでは早速みていきましょう。
Homii(ホーミー)
家賃:月4万円~の謝礼あり
経済負担:基本的に負担なし
食事:食事なしもOK
ゲストの特徴:高校生から社会人
受け入れ期間:4週間~1年(期間もフレキシブルに決められる)
こちらが本田圭佑さんも出資している2019年3月にスタートした新しいホームステイサービスです。
ほとんどのホームステイ団体は語学学校などど提携しているため受け入れ期間が決まっていますが、Homii(ホーミー)はオンライン上でゲストを集めているため、様々な期間で滞在したい人たちが集まるのが大きな特徴です。
ボランティアではなく謝礼が支払われる、食事の提供は義務ではなく自由に選べる、ゲストに鍵を渡さずスマホを鍵にするスマートロックというサービスが利用できる、三井住友海上と提携して独自のホームステイ保険を提供しているなど、ホストファミリーの負担が少なくサービスを利用できることが大きな特徴です。
HOME STAY IN JAPAN(ホームステイ イン ジャパン)
家賃:生活サポート費(謝礼)の支払いアリ
経済負担:謝礼から足りない分を負担
食事:1食プラン(朝食)から3食まで選択可能
ゲストの特徴:
受け入れ期間:1日から1年(相談に応じて)
2009年からスタートした新しいホームステイサービスです。
代表の竹島さんは元々オーストラリアで留学生をオーストラリアのホームステイ先へ斡旋するエージェントで勤務されていたそうです。
その際に外国人が日本へホームステイしたい場合、受け入れる環境が日本にはまだないということに気が付き「HOME STAY IN JAPAN(ホームステイ イン ジャパン)」を立ち上げられたそう。
ホームステイサービスの中ではしっかり謝礼頂いた上でゲストを向かい入れることができるサービスです。
日本国際生活体験協会(EIL)
家賃:ボランティア
経済負担:食費、生活費、消耗品費など基本的にすべて
食事:朝夜の2食、昼食はケースバイケース
ゲストの特徴:短期の場合18歳以上、長期の場合は高校生
受け入れ期間:1週間~4週間、3か月、6か月、10か月
国際生活体験協会(EIL)は世界最初に行われたホームステイプログラムと言われており、1956年に日本で最初のホームステイを金沢市で実施したのが始まりです。
基本的に中長期滞在の高校生と日本語学校へ通う短期滞在の外国人の受け入れに力を入れています。
【国際生活体験協会(EIL)とは】
政治・宗教・人種を越えて、違う文化を持った人たちが、ともに生活することで、お互いの文化の理解・尊敬につながる。このことに気付いたアメリカ人ワット博士は、異文化の生活体験共有(ホームステイ)が世界平和をもたらすと考え、1932年に世界で最初にホームステイプログラムを始めました。この活動がEILの始まりです。
AFS日本協会
家賃:ボランティア
経済負担:食費、生活費、消耗品費など基本的にすべて
食事:3食すべて提供
ゲストの特徴:高校生、約50ヵ国から
受け入れ期間:4週間、6か月、1年
「英語がしゃべれない」「家が狭い」「同世代の子どもがいない」そんな家庭でも安心。
AFSのプログラムは、ボランティアとして留学生を受け入れることができます。
【AFSとは】
AFSは異文化学習の機会を提供する世界的な教育団体です。
活動の起源は第一次・ 第二次世界大戦中に傷病兵の救護輸送をしたボランティア組織Am erican Field Service(アメリカ野戦奉仕団)にあります。 AFSの加盟国は約60か国、交流国は100か国以上に及び、 理念に共感し活動を共にするボランティアとともに、多様な文化・ 価値観の人々と「共に生きることを学ぶ」活動を継続しています。
AYUSA BY INTRAX
家賃:ボランティア
経済負担:食費、生活費、消耗品費など基本的にすべて
食事:1日2色提供
ゲストの特徴:高校生
受け入れ期間:4週間、3か月、5か月、10か月
AYUSAはイントラックス社が運営するサービスです。
1980年アメリカ人の John F. Wilhelm氏と日本人の横田剛氏によって、サンフランシスコに設立された米国国務省認定のJ-1ビザのスポンサーとして、アメリカの高校留学やインターンシップなどを運営している教育機関です。
https://www.intraxjp.com/ayusa/hostfamily/
ホストファミリーになるために必要なこと
ホームステイを受け入れるために必要な準備はそんなに多くありません。
- 家族の同意を得ることができるか
- ゲストの部屋を用意できるか
- 文化の違いを受け入れる、言葉の壁を乗り越える心の準備
家族の誰かが反対した状態でホームステイを受け入れてしまうと家族もゲストもハッピーではないので、受け入れ前に同意を得るようにしましょう。
ホストファミリーを募集しているサービスや団体によってゲストの部屋は個室である必要があったり、他に準備するものがあったりしますが、基本的には担当の方の指示通りに準備すれば問題ありません。
共同生活という形になるので、異なる価値観を受け入れる姿勢が1番大切かもしれませんね。
まとめ
家庭の経済状況や、受け入れ環境によってサービスを選びましょう。
・ボランティアと謝礼ありのサービスがある
・ホストファミリーには誰でもなれる
・どのサービスも英語ができなくても大丈夫
もし自宅や実家に空き部屋があったらホームステイ受け入れを始めてみるのもひとつの手かもしれませんね。