ホストファミリーって何かお土産持って行ったほうが良いのかな?
お土産があると話題のタネも作りやすいしコミュニケーションしやすいのでオススメだよ。
オーストラリアのワーキングホリデーで最初の滞在方法としてホームステイを選ぶ人が年々多くなってきています。その中でも、ホームステイ先のホストファミリーに日本のお土産を持って行こうと考えている人もいるでしょう。
お土産は持っていかなければいけない物ではありません。あくまでも気持ちです。
ですが、お土産を持って行くことで ホストファミリーとの会話のきっかけになったりすることもあり、最近はお土産を持って行く人の方が多いです。
今回はオーストラリア人の文化を踏まえて外さないお土産選びについてご紹介します。
・ホームステイ先にあげるお土産の失敗しない選び方
ホームステイについて知りたいという方はこちらの記事▼▼
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ホームステイにお土産は必要?
まずはじめにホームステイにお土産は必要なのか。
結論から言うとお土産はあってもなくても大丈夫です。
ホームステイはホストファミリーへすでにお金を支払っており、ある意味ではこちらがお客様です。また、日本ほどお土産の文化や考え方がないため、お土産がなくても気にしないと思われます。
しかしある程度の期間一緒に過ごすファミリーでもあるからお土産を渡したい!という気持ちでお土産を持って行く人はとても多いです。
今回はそういった人のためにおすすめのお土産やNGをご紹介します。
お土産がコミュニケーションのきっかけに
お土産の大きなメリットは相手に喜んでもらうためだけではなく、ホストファミリーとのコミュニケーションのきっかけになることです。
ホームステイの初日など、最初は緊張してしまい上手く英語が話せないことがあります。
ですが、お土産を渡すことによってホストファミリーと会話をはずませ、仲良くなるきっかけにすることが出来ます。
お菓子を持って行った時には、相手の好きな現地のお菓子を教えてもらったり、上級者は日本で渡したお土産がどのくらい人気なのか、どういう物なのかを英語で説明出来るとさらにいいでしょう。
お土産代は1000円から5000円くらい
何度も言いますが、お土産はあくまで気持ちです。
高すぎる物をあげてしまうと、逆にホストファミリー側も気を使ってしまいます。ちょっとしたお菓子や日用品などで十分です。
お土産の値段と相手の好意は必ずも比例するわけではないので気をつけましょう。
お土産を渡すタイミングは翌日がベスト
ホームステイ先に到着した日は荷ほどきをしたり、ホストファミリーたちに自己紹介したり、時差ボケなどもあったりしてお土産を渡す時間がないことがあります。
無理して到着した当日に渡さなくても、翌日ぐらいにお土産を渡せば問題ありません。
急がないで落ち着いて、自分もホストファミリーも時間がある時(夕食のあとや休日など)に渡すようにしましょう。
ホームステイではこんなお土産はNG
ホームステイ先のホストファミリーにお土産を渡すなら、日本の物だったらなんでもいい。というわけにはいきません。
お土産品が過去の滞在者の買ってきた物と被ってしまったり、日本風すぎて口に合わない物などがあったりします。
ホームステイ先のホストファミリーの好みは十人十色なので、今回紹介するNGなお土産でも人によってはOKなことがあります。
事前にホストファミリーと連絡が取れるのであれば、好きな物や苦手な物などを聞いてみましょう。
日本的な文化伝統工芸品類
箸、陶芸品、工芸品、こけし、お面、日本人形、だるま、忍者物、富士山、着物、浴衣、扇子など日本的な文化伝統工芸品類は外した方が無難です。
ホームステイのホストファミリーは過去に日本人留学生を受け入れている場合がほとんどです。この系統のお土産は被る可能性が高く、ホストファミリーが使うことがないので置物となってしまうことがあるので避けましょう。
和菓子などあんこ製品
アジア系の国やホストファミリーであれば問題ありませんが、それ以外の場合は好まれないケースが多いです。
オーストラリアでは白あんや粒あんなどを食べる習慣がありません。落雁(らくがん)などの砂糖を固めたような和菓子も受けが悪いことがあります。
また、和菓子は消費期限が短いことがあるので注意が必要です。
ただ、ホストファミリーが日本愛好家の場合は好まれることもあります。もしホストファミリーの好みなどを事前に知れるのであれば聞いておきましょう。
絵馬やお守りなど宗教に関するもの
日本では無宗教の人が多いため、あまり宗教の話が話題にあがることはありませんが、海外では宗教はとても大事な個性として捉えられています。
自分用にお守りなどを持って行くことは問題ありませんが、そのお守りをあげるのは宗教に勧誘していることと同じになってしまうので絶対にNGです。
宗教はプライベートな部分なので、日本から仏教に関連する物などはお土産として渡さないようにしましょう。
日本酒や焼酎など日本のお酒
お酒は好きな人と嫌いな人の差が激しいです。
しかし、お酒が好きなファミリーがいた場合はかなり喜ばれるため難しいお土産のひとつとなります。ファミリーの状況を見て、もし受け入れられなさそうであれば自分で飲んでしまうことも視野に入れるのであれば持っていくことはアリです。
日本酒や焼酎は好き嫌いが分かれますが、梅酒などの果実酒はウケがいいのでオススメです。
オーストラリアへは700mlのボトル2本までは関税が掛かりません。それ以上を持ち込む場合は関税が掛かるため注意してください。
オーストラリアの持ち込み物について詳しくはこちら▼▼
日本のお箸や食器類
日本のお箸はよくお土産として購入されがちな物ですが、実はすでにホストファミリーが持っていたり、あまり使い慣れていなかったりして置物になってしまう場合があるのでオススメしません。
しかし、ホストファミリーの名前入りの物であれば世界に1つしかないものなので、オリジナル性があって喜んでもらえます。
食器類はスーツケースの中で割れてしまう可能性があったり、スペースを占領するので他の荷物が入れられなくなってしまいます。お土産には不向きです。
100円均一で買った物
オーストラリアにはダイソーがあり、日本よりは少し高めの値段設定ですが同じ物を購入出来ます。そのため、すでにホストファミリーが購入した物とかぶってしまうことがあるので気をつけましょう。
新商品であればお土産が被ることがないので、もし100円均一でお土産を購入したい場合は定番商品以外の物を選びましょう。
実際にオーストラリアのダイソーでどんな物が買えるのかまとめた記事を確認して、それと違う商品をお土産として渡すのがオススメです。
オーストラリアのダイソーで買える物まとめはこちら▼▼
ホームステイではこんなお土産がおすすめ
ホームステイ先のホストファミリーにあげるお土産としてNGな物も沢山ありますが、基本的に相手が喜んでもらえるようなお土産を選ぶ時に大切なのはこの2つです。
- 相手がもらっても困らない
- 自分が英語でお土産を紹介する際に話に広がりがある
この2点を考えながらお土産を選ぶと相手にも喜ばれて、交流のきかっけにもなります。
それを踏まえた上で、ホームステイ先のホストファミリーに渡すと喜んでもらえるオススメなお土産を紹介していきます。
ポッキーやキットカットなど日本風なチョコレート仕様のお菓子
ポッキーやキットカットは外国で人気の日本を代表するお菓子です。抹茶味など日本的な要素が入っていると受け入れられやすいでしょう。
空港などでも日本限定味のキットカットなどが売られている場合があるので、お土産を買うのを忘れてしまった人も安心です。
また、チョコレートのようにオーストラリアの人でも食べ慣れているお菓子であれば嫌いな人も少ないのでオススメです。
ロイズなどのギフト性の高いスイーツのお土産
お土産へ多めに予算が割ける場合は日本でも喜ばれそうなデパ地下のショップで購入できるお菓子を選ぶと良いです。できれば長距離移動で中身が崩れないようなものを選ぶようにしましょう。
また、賞味期限または消費期限が長い物を選べば、もしフライトが延期した時にも再び購入する必要がありません。最低でも2〜3週間は消費期限があるものを推奨します。
手巻き寿司セットなど、現地で一緒に体験できるもの
ホストファミリーと一緒に体験できるタイプの物だと日本文化を英語で伝えながら親睦を深めることにも繋がるためおすすめのお土産のひとつです。
もし日本で購入する場合、現地でもスムーズに説明するために、事前に英語でどのように説明すればいいのか調べておきましょう。
また、万が一お土産の購入を忘れてしまっていても、オーストラリアの主要都市に滞在する場合、現地で調達が可能です。
日本で購入せずに、現地のオンラインショッピングサービスで調達する方法もあります。
詳しくはこちらで紹介しています▼▼
日本の文房具
日本の文房具は世界でも質が良いことで知られています。
また、ペンやはさみなどは実用性があり、ホストファミリーに使ってもらえるのでとてもオススメです。
無難な黒のボールペンや、振ったら芯が出るシャーペン、コンパクトになる携帯はさみ、角が多い消しゴムなど、自分が愛用している文房具をあげるのも喜んでもらえるのでオススメです。
まとめ
- オーストラリアの文化背景を考えて相手がもらっても困らない物を選ぶ
- お土産は強制ではなく、あくまでも気持ちが大切
相手の文化に合わせることで外しにくくなるんだね。
基本的にプレゼントはなんでも嬉しいものなので、あまり深く考えなくて大丈夫です。お土産を選ぶ時に一番大切なのは気持ちだよ!
無難なお土産を選ぶことで相手が困る確率は少なく出来ます。
しかし、あなたの気持ちやプレゼンテーション次第でいかなるお土産も喜ばれる可能性があります。ぜひこの2つのポイントを素敵なお土産を選ぶための参考にしてみてください。
ホームステイ先のお土産を買う以外にも、出発前にしなければいけないことが沢山あります。大切な留学、ワーホリを失敗しないように「何を準備するべきなのか」をしっかり確認しておきましょう。
オーストラリアに出発する前の準備マニュアルはこちら▼▼▼