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渡航後にやること

オーストラリアの病院の行き方、制度、医療保険について2022年版

しばけん君

オーストラリアで病気になったらどうしよう?

知恵袋先生

病院に行くことがない健康的な生活が送れるのが1番なんだけどね。

しばけん君

病気や事故って予告なく来るからな~

知恵袋先生

もしものために今から準備しておこう!

どの病院が良いかなんて分からないし、病院の英語は専門用語が多そうでよくわかりませんよね。

留学知恵袋ではおすすめの病院と実際の病院のかかり方について紹介してきます。

・オーストラリアの病院の仕組み
・都市別の日本語が通じる病院

それでは早速みていきましょう!

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オーストラリアの病院のかかり方

知恵袋先生

実際に病院にかかるにはどうしたらいいか分かるかな?

しばけん君

う~ん。鼻の調子悪ければ直接耳鼻科に行くとかかな?

知恵袋先生

日本の場合はそうだね!でもオーストラリアでその方法はNGだよ。

●病院へのかかり方

1.まずGPへ行く
(予約をしておくとベター)

2.GPで解決できない場合、専門医へ

日本で病院をかかる際には

・風邪を引いたら内科
・耳の調子が悪いなら耳鼻科
・ケガをしたら外科

といった具合に、症状に合った病院を自分で選んで受診しますよね。

しかしオーストラリアでは、まずGP(General Practitioner 一般開業医)と呼ばれる病院へ行きます。

●GPってなに?
GPは、内科、外科、皮膚科、耳鼻科、婦人科など、幅広い分野の医療知識を持っており、風邪、湿疹、アトピー、鼻炎、高血圧、軽いケガや骨折、婦人科検診など、歯科以外のほぼすべての分野の病気やケガに関して診察をしてくれます。専門医に行かなくても、GPを訪れるだけで解決することも多いです。

日本の病院は当日駆け込めば診てもらえますが、

オーストラリアのGPの場合、病院にもよりますが事前予約が必要な場合も多いので注意が必要です。

GPで診察または治療後、必要であれば処方箋を書いてもらい、それを薬局(ChemistあるいはPharmacy)に持って行き薬を購入します。

GPでは対応できない症状や特別な検査が必要な場合は、専門医を紹介してもらいます。

専門医(Specialist)への紹介状(Referral letter)をGPに書いてもらい、予約を取って専門医へ行きましょう。

※GPからの紹介でない場合、医療保険適用外となり、保険の請求ができません。

●専門医ってなに?
GPの診察後、もっと詳しい検査が必要だと判断された場合、その分野においての専門医に紹介されます。しかし、専門医は予約が取りにくいことで有名で、最低でも1週間後、場合によっては1カ月以上先になることもあります。ただし、緊急性が高いとGPが判断された場合は、優先的に手配してもらえるケースはほとんどです。

また、複数のGPが集まる診療機関、メディカル・センター(Medical Centre)という場所があります。

診察される内容などはGPと同じですが、24時間体制、または深夜まで診察を行っているところもあり、場合によってはGPより融通が利き助かることも。

突然の体調不良に備えて最寄りのメディカルセンターを確認しておくと安心です。

オーストラリアの病院へ行く前に

しばけん君

予約してGPに出向けばいいんだね!

知恵袋先生

そうだね!予約ができたらこれを忘れないようにね

●病院へのもちもの

・保険証
・パスポート

保険を適用する場合、保険証書に記載されている保険番号が必要となります。

必ず保険番号がわかる書類を持って行きましょう。

その場合、パスポートなどの身分証明を求められるケースがあるので以上2点は持って行くようにしましょう。

オーストラリアの医療保険はメディケア(Medicare)という公的国民健康保険と、民間の健康保険とに分けられます。

この記事を読んでくれている人たちは民間の健康保険へ加入していると思います。

なるべくキャッシュレス対応可の病院を選ぶといろいろとカンタンです。

この記事の後半で都市別の日本語対応可能な病院を紹介しているので見てみてください▼▼

オーストラリアの病院での費用

しばけん君

外国人だから高額請求されちゃったりしない?

知恵袋先生

国籍ではなく、別の判断基準で費用が決まるよ

病院へ支払う費用は加入している保険の種類と病院側の仕組み次第で変わります。

キャッシュレス対応可能な場合

病院での支払いの必要はありません。

海外旅行保険やクレジットカードへ付帯している保険の場合、キャッシュレスサービスが一般的になってきました。

キャッシュレス対応可能なGPを選ぶことで医療費の支払いをする必要はありません。

立て替え、または差額負担の場合

病院により、立て替えか差額負担なのか異なります。

海外留学保険/OSHC(Oversea Student Health Cover)などの保険の場合、キャッシュレスへ対応していないことがあります。

・一旦は自分で医療費を支払い、後日請求するパターン
・保険で減額された分を元々引いてもらって差額を支払うパターン

このいずれかの方法で支払いを行います。

受診費用の支払い後は、病院にて担当医の診断書とレシートを必ずもらい、大切に保管しましょう。

後日、保険費用請求の際に必要になります。

保険に加入していない場合

基本的に全額負担になります。

GPへの診察のみであれば100ドル程度で済むことが多いですが、専門医などへかかる必要がある場合は高額になる可能性があります。

症状や、状況にもよりますが、日本での医療保険へ加入している場合、一時帰国して治療するのもひとつの手かもしれませんね。

また、症状がそこまで重くない風邪の場合、市販薬で治すのもひとつの手です。

多くのオーストラリア人は風邪レベルは市販薬で治療します。

オーストラリアで手に入る市販薬についてはこちらの記事で紹介しています▼▼

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医療保険金の請求方法

知恵袋先生

医療保険金の請求の仕方は会社によって異なるよ

しばけん君

自動的に全部払ってくれたら楽なのにね

知恵袋先生

そうもいかないから、必要な書類や請求方法は事前に確認しておこう!

●医療保険金の請求に必要なもの

・病院のレシート
・診断書

必要な書類や請求方法は加入している医療保険の会社によって異なるため事前に確認しておくと安心です。

一般的には各医療保険会社のウェブサイトにあるフォーム(Claim Form)に必要事項を記入し、オンラインまたは郵便で該当する書類を送ります

保険会社によってはスマホのアプリでカンタンに請求できる会社もあります。

多くの民間保険会社では過去12カ月間の受診費用を対象にしているので、GPなどで受診した際は診察後、日を空けずに手続きをしておきましょう。

これから海外保険へ加入するという人向けにオーストラリアのための保険の選び方を紹介しています▼▼

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オーストラリアで救急車を利用する場合

もしもオーストラリアで重傷を負ったり、緊急の手当てが必要となる場合は[000]に電話をかけ、救急車(Ambulance)を選択することで、救急車を手配することができます。

日本とは違い、オーストラリアでは救急車を呼ぶのは有料かつ高額です。民間医療保険に加入している場合は保険が適用されます。

救急車の搬送先は救急病院になり、GPの紹介なしで救急病院・総合病院にて治療を受けますが、この場合は保険還付の対象となり、治療費は後日請求することができます。

オーストラリアの日本人向けの病院

オーストラリアには日本人の先生、または看護師が常駐する病院が多く存在します。

キャッシュレス対応可能かどうかなど、病院ごとの特徴を紹介しているので

見てみてください。

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まとめ

自分の医療保険の確認をしてしっかりと準備をしてから行くようにしましょう。

  • 加入している保険の種類を確認する
  • 病院の保険適用のルールを確認する
  • GPを予約してから行く