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オーストラリア情報

【オーストラリアでの仕事】就職・移住について徹底解説2022年版

しばけん君

オーストラリアで外国人とバリバリ仕事したい!

知恵袋先生

いいね!実際に想像するような環境で仕事をするためにはそれなりの準備や努力が必要だよ

オーストラリアへ留学、ワーキングホリデーへ行く醍醐味のひとつとして現地の企業やお店で働くということがありますよね。

オフィスで外国人とバリバリ働けるのかな?

お洒落なカフェでまったり働いてみたい!

など、日本にいる段階で色々な想像をしていると思います。

また、留学エージェントやSNSですでにオーストラリアにいる人たちからはキラキラしたオーストラリアライフを聞かされている人も少なくはないはず。

しかし、オーストラリアのローカル環境で仕事を得るためにはそれなりの英語力と準備や努力が必要になります。

この記事ではオーストラリアの仕事事情のリアルをお伝えしていきます。

・オーストラリアの仕事事情
・オーストラリアの給与水準
・仕事で必要な英語力
・オーストラリアでの仕事の探し方
・働ける職種について

それでは早速見ていきましょう!

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オーストラリアの仕事事情

オーストラリアでは2015年くらいまでは移民を受け入れて国力を上げる政策を取っていました。

しかし、オーストラリア人の国民性は働くことにあまり積極的ではないこともあり、国内市場は中国人を始めとしたアジア系の人たちの需要が高まっていきました。

こういった流れからオーストラリア人の働き口が減っていくことを危惧した政府は移民の受け入れを制限し、オーストラリア人が職につきやすい環境を整えました。

(移民受け入れの制限は治安維持など他の要因もありますが、当記事では職に関してのみ触れています)

その結果2019年現在、移住目的やワーキングホリデーで渡航した日本人にとっては比較的仕事を見つけにくい環境となっています。

ではオーストラリアで働かない方が良いのかと言えば決してそんなことはありません。

オーストラリアで働くメリット

オーストラリアで働くことのメリットはやはり「生きた英語を学べる」ことですね。

多国籍な環境で実践的な英語を話ながら仕事をする経験は日本ではなかなかありません。

・生きた英語が学べる
・国際的なビジネス感覚が身に付く
・多国籍の環境で色々な国から来た仲間ができるえ
・勤務時間や有給の制度がしっかりしている

オーストラリアで働くデメリット

オーストラリアでは他国と比べると仕事やインターン先を見つける難易度が高い傾向にあります。

日本語が堪能でない人が日本で仕事を見つけることが少し大変なのと同じように、オーストラリアで英語があまり得意ではない我々日本人は、仕事を探すために少し努力を重ねなければなりません。

・仕事が見つかりにくい
・能力や強みが少ないと最低賃金を下回る職に就くことも

オーストラリアでの就職で大切なこと

オーストラリアに限らず、海外就職全般で言えることですが、以下の条件の相関性でどんな仕事に就くことができ、どのくらいの給与を貰えるかどうかが決まります。

ビザ×語学力×スキル×タイミング

・就労可能かつ、長期滞在は可能なビザなのか

・語学力はどのくらいの水準なのか

・ITエンジニアや、シェフ、美容師、看護師、などの専門分野のスキルや知識があるのか

・今ちょうど、その企業が人が欲しいタイミングなのか

これらの様々な要因をクリアすることであなたが希望の条件で就職できるかどうかが決まります。

では語学力とスキルを身に着けるしかないのでしょうか。

もちろんこれらも大切なのですが、ひとつ忘れてはならないのが、我々が日本で育って日本の文化を知っていることも立派なスキルに含まれるということです。

もちろん、日本から来た人のほとんどがこの「日本スキル」を持っているため、大きく有利になることはありませんが、日本食レストランや日本人観光客向けのガイドやお土産屋、日系企業のオフィス業務などにおいてはこの「日本人スキル」を持っている人材の需要が高いため、比較的チャンスがあります。

ビザによって異なる仕事事情

例えば学生ビザの場合、働くことができる時間は「2週間で40時間まで」と決まっています。ワーキングホリデービザの場合は時間制限はありませんが、同じ職場で半年以上働く場合には別途手続きが必要です(2019年現在)。

留学生の場合、カジュアルという雇用形態で働くケースが多いです。カジュアルは日本で言うアルバイトに似ていますが、より厳密には以下のようなルールが存在します。

  1. 労働時間が定められていない。
  2. 病気休暇、有給休暇は無し。
  3. 雇用者は事前告知せずに解雇することが可能。
    (労使裁定、労使協定が無い場合)

このように、ビザの種類によって働ける時間や職種が変わってきます。

長時間働ける人が欲しいところもあれば、シフト制でこまめに働ける人が欲しい会社もあり、企業の求人の内容次第で需要は変わってきます。

オーストラリアの給与体制について

2019年7月より最低時給が19.49ドル、フルタイムなら週740ドルが最低賃金として保証されることが決まりました。

出典:ABCニュース

もちろん上記のものはあくまで最低賃金なので、ローカルのカジュアル仕事であれば時給22ドル以上になるのは当たり前です。

しかし、実際のところ上の条件はビザ、語学力に問題がないオーストラリア人の場合のケースであり、ワーキングホリデーで来ている「短期間」「英語もそこまで」ビザ×語学力×スキル×タイミングの何かが満たされていない人は給与水準の低下は否めない背景があります。

実際のところ、日本食レストランなどは時給10ドル台前半で現金手渡しといった違法の店も多く、上記の最低賃金を守っている職へ就く実力やタイミングに恵まれなかった多くの人たちはこういった環境で働いているという現実があります。

この辺りは完全に実力主義です。

こういった背景から、良い給料の仕事に就いた人の「時給自慢」「違法賃金で働かないようにしよう!」「オーストラリアは稼げる!」といった旨の発信を目にします。

しかし、実際に稼げるかどうかは実力と運に左右されるため、自分自身はどうなのか、しっかりと考えて行動していきましょう。

仕事で求められる英語力と給料について

ビザ×語学力×スキル×タイミング

オーストラリアで仕事を探す上で大切になってくる語学力と給料の相関性について見ていきましょう。

あなたのスキルと職を探すタイミング次第で給与の額は異なりますが、大体の目安になります。

英語レベル給与詳細
Advanced以上
(上級以上)
$19-$30ローカル環境、現地の人とほぼ同じ条件
Upper Intermediate
(中上級)
$15-$25ローカル環境、カフェやレストランなど
Intermediate
(中級)
$15-$17日本食レストランのホール、ローカル環境の裏方仕事
Pre Intermediate
(初中級)
$10-$15日本食レストランの裏方、アジア系日本食レストラン
Elementary
(初級)
$10-日本食レストランの裏方、仕事は見つかり難い

このように、初期の英語力によってオーストラリアでの経験や給与の待遇に大きな違いが出てくるため、留学知恵袋ではオーストラリアで語学学校へ通う前にフィリピン留学オンライン英会話、自学自習などで英語力を底上げしてから渡航することをおすすめさせていただいています。

フィリピン留学がおすすめな理由についてはこちらの記事で紹介しています▼▼

https://ryugaku-chiebukuro.com/prepare/philippines/

オンライン英会話サービスのおすすめについてはこちらの記事で紹介しています▼▼

https://ryugaku-chiebukuro.com/chiebukuro/rarejob/

オーストラリアでの仕事の探し方

オーストラリアでの仕事探しのカンタンな手順は以下になります。

1.タックスファイルナンバーを取得する

2.求人を探す

3.レジュメ(Resume)を書く(履歴書のこと)

4.面接(Interview)してもらう。

大体は日本でアルバイトを探し方と同じですが、大きく違う点はタックスファイルナンバーを取得する必要がある点です。

タックスファイルナンバーの取得方法についてはこちらの記事で詳しく紹介しているのでもしよかったら見てみてください▼▼

また、オーストラリアには求人雑誌というものがないのも大きな特徴です。

日本では街中に置いてあるタウンワークなどでアルバイトを探すことも多いかもしれませんが、オーストラリアでは基本的にネット上で探すことになります。

また、面接はもちろん英語で行うため、受け答えの内容も異なりますし、履歴書の書き方も日本のルールとは少し異なります。

オーストラリアでの仕事の探し方や面接対応、履歴書の書き方についてはこちらの記事を見てみてください▼▼

どんな仕事があるの?

オーストラリアでも日本同様、様々な職種の仕事があります。

実際にワーキングホリデーで行く際に見つけやすい仕事を紹介させていただきます。

日本食レストラン(ジャパレス)

シェフ週1,000ドル程度。寿司が握れるなど専門性が高いと更にUP
ウェイター時給15ドルから20ドル程度。ホールスタッフの仕事。英語力と単純な仕事の能力により前後します
キッチンハンド時給12ドルから19ドル程度。盛り付けや皿洗いの仕事。お店によっては違法賃金の場合も少なくありません。

オーストラリアのシェフの給与や待遇に関する記事はこちら▼▼

ローカルレストランやカフェ

バリスタ時給22ドル以上、コーヒーを作る人です。技術やお店によって変わります。
ウェイター時給19ドル以上、仕事ができる人は25ドル以上貰えることも
キッチンハンド時給19ドル以上、アジア人経営の場合最低賃金を下回ることも

日本食品会社

セールス週700ドル以上、レストランへ日本食品を売り込んだり、注文をとったりします。ある程度長期的なビザの人が優遇されます
ドライバー時給20ドル以上、レストランへ食材や調味料を配達します。ワーホリでできる仕事の中ではおすすめです
事務員週700以上、注文や発注、書類作成などを担当します。

旅行関係

ツアーガイド時給19ドル程度、ツアーのガイドを担当します。給与は研修期間や会社により結構異なります。
ツアーデスク時給15ドル〜20ドル程度、オフィスでの雑務やお客様の対応をします。会社により異なります。
コーディネーター週700ドル以上、ビザの期間が長い人が優遇される傾向があります。

日系企業のオフィスワーク

フリーペーパー営業週700ドル以上、スーツやフォーマルな服が必要になります。フリーペーパーや情報サイトの広告の獲得営業やルート営業の業務になります。
留学会社のオフィス時給15ドル以上、会社により給与は異なります。留学生、ワーキングホリデーのカウンセラー業務やコンテンツ作成業務や事務作業などがあります。
旅行会社のオフィス時給15ドル以上、日本人向けの携帯ショップのカウンター業務を行います。給与は会社により大きく異なります。
日系携帯会社のオフィス時給15ドル以上、日本人向けの携帯ショップのカウンター業務を行います。給与は会社により大きく異なります。
ライター業務時給12ドル以上、情報サイトや留学会社のサイト、旅行会社のコンテンツ作成業務が多いです。給与は会社により大きく変わり、時給週給の仕事や記事1本あたりいくらといった案件まで幅広くあります。

美容系の仕事

美容師時給19ドル以上または週給、美容師の仕事です。技術とある程度の英語での接客能力が求められます。
アシスタント時給12ドル以上、お店によります。業務内容は日本のサロンと同じような内容です。英語力は最低限の接客ができ、日本での業務経験があれば採用されやすいです。
マッサージ・セラピスト時給19ドル以上、歩合制のお店もあります。稀にセクシャルなお店も存在するため、怪しいなと少しでも感じたら面接の時点で恥ずかしからずに業務内容をしっかりと確認しておくと良いでしょう。

この他にもいくつか業種がありますが、また少しずつアップデートしていきますね。

まとめ

しばけん君

色々な仕事があるんだね!少しずつ準備を始めてみるよ

知恵袋先生

しっかりと準備して有意義なオーストラリア生活を送ろう!

ビザ×語学力×スキル×タイミングで決まる
・良い仕事に就きたい場合は語学力とスキルを準備しておく
・日本人が働ける職種を理解しておく