●更新履歴
- 3月14日、4月4日、4月29日、5月15日、6月15日、7月1日、7月14日
・オーストラリアに留学/ワーホリする場合の影響
・フィリピンに留学する場合の影響
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オーストラリア とフィリピンの現在の状況
まずはオーストラリア、フィリピンに行くことが出来るのかという点です。
7月14日時点では日本人は両方の国へ入国できません
その点を踏まえた上で、実際に各国がどんな対応を取っているのかをご覧ください。
オーストラリアの状況
先月5月8日にオーストラリアのモリソン首相は経済活動を再開するために、今までの制限措置を3段階で緩和するロードマップ(進行計画案)を発表しました。
(オーストラリア政府公式サイトから引用)
6月1日にオーストラリアはロードマップのステップ2に移行したため、ジムや美容サロンやアミューズメントパークの再開に加えて、一部の州外への旅行も可能になりました。ステップ3に移行すると職場への復帰が可能となり、全ての州外への旅行や、ニュージーランドなど一部の国への旅行と留学生の受け入れを再度開始すると発表しています。
上記のロードマップに加えて新しい生活様式となる以下の項目を実践してすることが重要と提示されています。
- 1.5メートルのソーシャルディスタンスを取ること
- 手洗いの徹底
- 体調不良の場合は家で治療すること
- COVIDsafeアプリのダウンロード
また、細かい対策に関しては各州に任せられてるため、州ごとの情報確認が必要です。
各州の対応に関しては下記でまとめたのでご覧ください。
NSW州(シドニーなど)
シドニーを含むニューサウスウェールズ州は現在博物館などの公共施設が再開しました。
6月13日よりフードコートの再開も可能となり、かなり普段と近い生活をすることができるようになりました。7月1日にはスポーツ大会の再開も可能予定と発表されいています。
詳しい情報はこちら(英語のみ)
QLD州(ゴールドコースト・ブリスベン・ケアンズ など)
クイーンズランド州では独自のロードマップが発表されていています。現在はステップ1の状態ですが、6月12日(金)にスッテプ2が適用予定です。
ステップ2が適用されると公共施設やジム、自宅から最大250km圏内の旅行が可能となります。また、小売業の再開や美容系のサービスが再開される予定です。
もしワーキングホリデービザでファームなどの農業を中心とした仕事をQLD州で働きたい場合は入州許可証・入州する2週間前に滞在していた場所の提示・QLD州の雇用中の居住予定地を記す書類と雇用確認文書が必要になります。
詳しい情報はこちら(英語のみ)
VIC州(メルボルンなど)
メルボルンなどを含めたビクトリア州では5月26日から学校が再開されていて、現在ではレストランなどの飲食店や美容系のサービスが最大20名まで集客可能の状態です。
また、コロナの影響で職を失ってしまった・収入が減ってしまった留学生(VIC州内の大学・TAFE・語学学校が対象)には最大で1,100AUDを支給する支援策を発表しています。
詳しい情報はこちら(英語のみ)
※7月14日更新
メルボルンは感染者が増えた影響により、7月11日に2度目のロックダウン(都市封鎖)を始動しました。
このロックダウンは今後6週間続く予定です。食品の買い出しや運動などを除く外出が禁止されているため注意しましょう。
その他
サウスオーストラリア州では現在州境を閉鎖しています。その影響により、他の州からの入州は不可能です。他の州では行き来が可能ですが、入州した場合には14日間の自己隔離が義務付けられているので注意が必要です。
オーストラリア入国・渡航規制について
現在は以下に該当する者のみ入国を許可しています。
- オーストラリア人
- オーストラリア永住者とその家族
- オーストラリア在住のニュージーランド人
上記の対象者も入国後には14日間の自己隔離が義務付けられています。
日本からオーストラリアへ入国する場合は、ANA(全日空)が羽田〜シドニー間を週3日運航しています。成田〜パース間は6月末まで運休予定となっています。各社の運航状況については各社ホームページをご覧ください。
また先日のニュースではモリソン首相は2021年半ばまで入国制限を継続する可能性があると発表しているため、年内のワーホリや留学は厳しい可能性があります。
自主隔離とは
(BBCより引用)
自主隔離とは14日間滞在先から不要不急の外出をせず、公共の場所や語学学校などの教育機関へ行ってはならないという意味です。
オーストラリア政府の隔離に関するがガイダンスはこちら(英語のみ)
- 14日間ホテルなどの滞在先から出ない
- 公共の場所へ行かない
- 語学学校などの教育機関へ行かない
- 訪問者に会わない
- ホテルに滞在している場合は従業員などに会わない
- もし外出しなければいけない場合は車を使用
- もし外出しなければいけない場合はマスクを着用
- マスクがない場合に外出する際は鼻を噛んだりクシャミをしない
- 食べ物などの生活に必要な物は誰かにお願いして配達してもらう
オーストラリアで2週間未満の滞在をする場合、滞在中には基本的に外出することが出来ないため、出発時期を延期されることをオススメします。
問題は食べ物の配達などを誰かにお願いしなければいけないという点です。
ワーキングホリデーや留学生で現地に着いたばかりの場合、現地で頼れる人がいることは少ないです。
ホテル滞在者の場合はルームサービスを頼むのが現実的です。
シェアハウスやホームステイの場合は同居人に食べ物の購入をお願いしましょう。
その他の滞在先の場合はUberEATSなどのデリバリーサービスを利用してなるべく外出しないように心がけましょう。
自主隔離を行わなかった場合
オーストラリアは3月3日からバイオセキュリティ法を適用しています。
そのため自主隔離を行わなかった場合に罰金が発生します。
罰金の値段は以下の通りです。
-
NSW州 → 11,000ドルと6ヶ月の懲役
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QLD州 → 13,345ドル
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SA州 → 25,000ドル
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WA州 → 50,000ドルと12ヶ月の懲役
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TAS州 → 8,400ドル
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VIC州 → $6,600 fine
詳しくはこちらもご覧ください
これにより、オーストラリア国内の一部の区間が立ち入り禁止になる可能性や、感染者の行動制限が適用される可能性があります。
詳しくはオーストラリア政府公式サイトをご覧ください。
語学学校へ通う予定の人へ
現在はオーストラリアに入国することが出来ませんが、コロナ収束後にオーストラリアへ留学やワーホリに行こうと考えている方は以下の記事をご確認ください▼
オーストラリア国内の現状
オーストラリアでは7月1日現在7,767名の感染が確認されています。
そのうち104名の死亡が確認されています。
最新の感染者数の確認はオーストラリア政府公式サイトをご覧ください。
フィリピンの状況
セブ島を含むフィリピンの首都マニラでは一時は規制が緩和されましたが、感染者が増えたため、再度厳しい体制が取られていて自由に外出ができない状況です。
フィリピンではいまだに学校が再開せず、急行措置が取られているため、いつ再開するかはまだ発表されていません。
フィリピン国内の現状
フィリピンでは7月1日現在37,514名の感染が確認されています。
そのうち1,266人がコロナウイルスが原因で死亡しています。
感染者数はこちらのサイトからご覧ください。
まとめ
留学知恵袋では引き続き、オーストラリア政府、フィリピン政府の動きについて最新の情報をお届けして参ります。
コロナ収束後に留学やワーホリをご検討中の方は以下の記事もぜひ合わせてご覧ください▼▼
●参照元
Department of Health website
(https://www.health.gov.au/health-topics/novel-coronavirus-2019-ncov)
Australian Border Force
(https://www.abf.gov.au/news-media/archive/article?itemId=354)
Information factsheet for students
(https://docs-edu.govcms.gov.au/node/53240)
New Zealand Immigration
(https://www.immigration.govt.nz/about-us/media-centre/news-notifications/coronavirus-update-inz-response)
フィリピン保健省
(https://www.doh.gov.ph/2019-nCov)