• banner
  • banner
  • banner
渡航前にやること

オーストラリアのワーキングホリデービザ制度のメリット・デメリットまとめ

ワーキングホリデー(ワーホリ)は海外へ気軽に行ける手段として日本での認知度もだいぶ上がってきました。

オーストラリアは日本とワーキングホリデー制度を結んだ1番最初の国です。

ワーキングホリデーとしてオーストラリアへ行くことを検討しているのであれば、しっかりとビザのルールなどを把握しておきましょう。

この記事ではワーキングホリデー制度のルールやメリット、デメリットについて紹介していきます。

それでは早速見ていきましょう。

オンラインで受けられるワーホリ留学のためのWEB語学学校おうちでフィリピン留学のワーホリ英語コース(通常月額19,800円)が今なら「留学知恵袋を見た」とお伝えいただくと月々たったの「9,980円」!※2021年12月31日まで

まずはお気軽にLINEまでお声掛けください!

コースの詳細はこちら

お問い合わせLINE

ワーキングホリデーとは

ワーキングホリデー制度について、外務省のホームページで以下のような定義がされています。

ワーキング・ホリデー制度とは,二つの国・地域間の取り決め等に基づき,各々の国・地域が,相手国・地域の青少年に対して自国・地域の文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため,自国・地域において一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互に認める制度です。

外務省:ワーキング・ホリデー制度 より抜粋

少し難解な文章なので要約すると、「異国の文化に触れながら休日を過ごして、ちょっと働いて滞在費を稼ごう」と言う事です。

オーストラリアはワークライフバランスがしっかりしている国で、ほとんどの人が残業はしませんし、土日はしっかり休みます。

そんな国民性なのでワーキングホリデーとしてオーストラリアへ行くとかなり時間の流れがゆっくりに感じられるかもしれません。

ワーキングホリデービザの申請条件

ワーキングホリデービザの申請条件ですが、先ほどの外務省サイトにて「ワーキング・ホリデー査証発給要件」と言う項目で以下のように述べられています。

  • (ア)相手国・地域に居住する相手国・地域の国民・住民であること。
  • (イ)一定期間相手国・地域において主として休暇を過ごす意図を有すること。
  • (ウ)査証申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること(オーストラリア,カナダ及び韓国との間では18歳以上25歳以下ですが,各々の政府当局が認める場合は30歳以下まで申請可能です)。
  • (エ)子又は被扶養者を同伴しないこと。
  • (オ)有効な旅券と帰りの切符(または切符を購入するための資金)を所持すること。
  • (カ)滞在の当初の期間に生計を維持するために必要な資金を所持すること。
  • (キ)健康であること。
  • (ク)以前にワーキング・ホリデー査証を発給されたことがないこと

こちら要約しますと以下のような条件が記されています。

  • 18歳以上、30歳以下であること。
  • ワーキングホリデー・プログラム協定締結国のパスポートを保有している(有効期限が6ヵ月以上残っていることが望ましい)。
  • 扶養する子供が同行しないこと。
  • ビザ申請時、および取得時にはオーストラリア国外にいること。
  • 過去にワーキングホリデービザでオーストラリアに入国していないこと(2回目のワーキングホリデー申請資格がある場合は除く)。
  • 十分な滞在資金(内務省目安: 約AUD5,000)と帰国(出国)のための航空券(購入資金)を所持していること(通常は銀行の残高証明書などを提出する必要はありませんが、場合によっては求められることもあります)。
  • 健康上の条件を満たしていること(健康診断を受ける必要がある場合があります)。
  • 人物審査の要件を満たしていること。
  • オーストラリア政府に対する負債がないこと。

ワーキングホリデービザの年齢制限について

2017年1月から年齢制限を35歳まで引き上げるという話もありましたが、未だ実現しておらず、30歳のままです。

なので現状の制度でワーキングホリデーでオーストラリアへ来れる人は条件が揃えば実質32歳まで滞在が可能です。

それはワーキングホリデービザの有効期限は発行後1年だからです。

31歳の人に限らず、ビザの有効期限の活用はどの年齢の人にも役立つと思うのでまとめます。

  1. ビザを取得してから使用可能な期間が1年
  2. ビザそのものの期限は入国してから1年
  3. つまりビザを取得してから1年以内に入国すればそこから1年滞在することができる
31歳になる前にビザ取得 31歳の時にビザを使って1年間滞在 1年滞在し32歳の途中に帰国

十分な資金の所持について

ワーキングホリデーで稼げるからとお金をほとんど持ってこない人もいますが、ルール上はアウトです。

最近はあまりありませんが、銀行の残高の証明を求められることもあります。

ある程度お金を持って行くことはリスク回避にもなるので、目安として日本円で40万円は用意しておきましょう。

ワーキングホリデービザでできること

ワーキングホリデービザは学生ビザよりも自由度が高いビザです。

働くことはもちろん、出入国も制限なく可能です。

自分のワーホリプランを練るのも醍醐味のひとつですね。

  • ビザの取得日から12ヵ月以内にオーストラリアに入国することができる
  • オーストラリア入国から12ヵ月間まで滞在可能
  • 同じ雇用主のもとで通常6ヵ月間まで就業可能(例外的に12ヵ月まで延長可 )
  • 条件を満たせばセカンドビザを取得し、最長2年間オーストラリアに滞在可能
  • 最長4ヵ月まで就学可能
  • ビザ有効期間中は何度でも出入国可能

同じ雇用主の元で6ヵ月以上働くための条件

2015年11月21日からの制度変更により、いくつかの条件を満たした場合、同じ雇用主の元で最長12ヵ月間まで就業可能なケースもあります。

  • 給料が現金で支払われている
    残念ながら少なからずあるケースです。この場合、同じ雇用主の職場で6ヶ月以上働けることが多いです。
  • 職場が異なるケース
    ・ホテル、リゾート、レストランの同チェーン内で異なる店舗に移動する場合
    ・別のフランチャイズ店舗に移動する場合
    ・公立学校、医療機関で異なる施設に移動する場合
    ・同じ組織、経営者の下で別の支店、施設に移動する場合
  • オペア(Au pairs)
    オペアとして同じ雇用主(家族)のもとで6ヵ月間働き、その家族からの推薦状がある場合、6ヵ月以下の延長が認められる。

ワーキングホリデービザのメリット

ワーキングホリデーの1番の醍醐味は働きながら生きた英語を学べる点です。

もちろん、1年間をホリデーに費やして、旅行を楽しむことも悪くないです。

しかし、ワーキング・ホリデーという名前だけあってワーキングすることも大きな醍醐味のひとつなので、仕事を楽しみながら旅行し、学校へも行き、異国の地の生活を楽しむことが最大のメリットだと思います。

・働きながら生きた英語が学べる
・働ける労働時間に制限がない
・ある程度の英語力を身に着けることができる

ワーキングホリデービザのデメリット

もちろん、デメリットもあります。

よく耳にするデメリットとしては「1年間を無駄に過ごしてしまった」という話です。

ワーキングホリデー制度は良い意味でも悪い意味でも「自由」です。

この自由な時間を有効活用することができず、1年間を何となく過ごしてしまう人が多いです。

失敗する人の傾向としては「何となくオーストラリアへ来てみた」という人が多いです。

留学知恵袋を読んでくれている人は自発的に情報収集をしている人なのであまり当てはまらないかもしれませんが、留学エージェントへすべてを委ねて事前準備をあまりせずにオーストラリアへ行ってしまう人は一定数存在します。

事前にしっかりとなぜワーキングホリデーをしたいのか。

ワーキングホリデーを通して何を得たいのかを考えながら準備をしましょう。

・自由な時間をうまく使えず1年間無駄に過ごす
・仕事がうまく見つからず、資金的な面で苦しくなる
・英語が思ったより伸びない(実際1年の滞在ではそこまで伸びません…)

セカンドビザについて

一定の条件を満たすとオーストラリアにさらに1年滞在することができる、セカンドビザというビザが手に入ります。

1回目のワーキングホリデービザの申請条件に加えて以下の条件を満たす必要があります。

  • オーストラリアのワーキングホリデービザを過去に2回以上取得していないこと
  • 1回目のワーキングホリデー期間中にオーストラリア国内の指定地域において、特定の業種で3ヵ月(88日間)以上働いた場合

※1回目のワーキングホリデービザ期間中に31歳の誕生日を迎える予定の人は、誕生日前にオーストラリア国内でセカンドビザの申請をすることにより、最長で2年間オーストラリアに滞在することが可能です。

ファームで働く

特定の業務とは、政府が規定する地方の特定地域における労働不足産業である家畜、酪農、水産、真珠採取、林業、建設産業、採鉱産業などの業務を指します。

以前はWWOOF(ウーフ)を代表するボランティアワークの就業も認められましたが、2015年8月31日以降、無給のWWOOF(ウーフ)はセカンドワーキングホリデービザ申請資格から外されました。

必ずファーム作業を行うようにしましょう。

ファームの探し方などはこちらの記事で詳しく紹介しています▼▼

https://ryugaku-chiebukuro.com/arrived/australiafarm/

ワーキングホリデービザの申請方法

オーストラリアのワーキングホリデービザはすべてオンラインで手続きすることができます。

申請手続きは自分自身でも可能です。

ワーキングホリデービザの申請に関して、こちらの記事で申請手順をすべてまとめています▼▼

https://ryugaku-chiebukuro.com/prepare/workingholidayvisa/

まとめ

ワーキングホリデーへ行く際にビザのルールや条件は最低限知っておきましょう。

ビザのルールは毎年細かく変更があるので、最新情報知りたい人は無料LINE相談TwitterのDMへご連絡いただければ時間のある時にお返事させて頂きますのでお気軽にご連絡ください。

ワーキングホリデービザの申請をプロにお願いしたい人向けにこんなサービスもあります▼▼

https://ryugaku-chiebukuro.com/prepare/support/