日本へのお土産も持っていきたいし買った服も持ち帰りたい!という人に向けて、今回はオーストラリアから日本への荷物の発送方法についてご紹介します。
- オーストラリアから日本へ荷物を送る方法
また、逆に日本からオーストラリアへ荷物を送る場合は別の方法が必要です。万が一のために確認しておきましょう。
日本からオーストラリアへの荷物の送り方についてはこちらの記事▼▼

留学知恵袋-目次-
配送方法の種類
オーストラリアから日本に荷物を送る場合はいくつかの方法があります。
特徴やメリットデメリットを把握して希望に近い配送方法を選びましょう。
Australia Post(英語業者)
Australia Post(オーストラリア・ポスト)はオーストラリア国営の郵便局です。
オーストラリア国内に店舗がたくさんあり、店舗に行けばダンボールや梱包材(プチプチなど)が置いてあるので、事前に箱に詰めなくても郵便局に荷物を持って行くだけで大丈夫です。
また、Australia Postは20kg以下の物を送るのであれば他の配送業社よりも安いです。
デメリットは英語で全て手続きしなければ行けない点や、ダンボールでの配送しか出来ない点です。
- なるべく安く荷物を送りたい人
- 梱包材などを用意するのが面倒臭い人
CUBE IT(日本語業者)
CUBE IT(キューブ・イット)はオーストラリアから日本へ荷物を送れる日本語対応の配送業社です。
スーツケースやサーフボード、自転車などのダンボールには収まりきらない物を配送してもらえるのがメリットです。
また、英語が苦手な人にとっては日本語で手続きが出来るため安心して荷物を送ることが出来ます。
デメリットとしては業者がダンボールを置きに来る時と、集荷しに来るまで2回の訪問が必要になるため、配送するまでに少し時間がかかる点です。
- 日本語で手続きをしたい人
- ダンボールで収まりきらない荷物を送りたい人
- 家まで荷物を取りに来てもらいたい人
オーストラリアの民間配送業社(英語業社)
オーストラリアの民間の配送業社は主にFedexやDHL、UPSなどが挙げられます。
ビジネスなどで翌々日までに日本に荷物を送りたい人にはとてもオススメですが、早く送れるため配送料が他の配送業社よりもかなり高くなります。
荷物が到着するまでの期間を気にしないのであれば、Australia PostまたはCUBE ITをオススメします。
- とにかく早く送りたい人
- 値段が高くても気にしない人
Australia PostとCUBE ITの比較
Australia Post(英語業社)とCUBE IT(日本語業者)の大きな違いは言語ですが、それ以外にも特徴やメリットデメリットなどが違うので、それぞれを確認してどちらにするか選びましょう。
項目 | Australia Post | CUBE IT |
配送料(20kgの場合) | ◯($185) | △($200) |
到着までの日数 | ◎(最短2日〜7日間) | △(1週間〜2週間) |
簡単さ | △(荷物を持っていかなければならない) | ◯(家までピックアップしてくれる) |
Australia Postは最大20kgまでしか送れませんが、CUBE ITは最大30kgまで送ることが出来ます。
そのため、20kg以下の荷物を送る場合はAustralia Postのほうが安上がりになりますが、20kg以上の物を2つに分けて送るのであればCUBE ITのほうが節約できます。
なるべく早く送りたいのであればAustralia Postがオススメですが、速達便で20kgの荷物を送る場合だと約$260(通常配送の倍の料金)になってしまうので気をつけましょう。
Australia postの配送手順
-
配送の流れ①店舗を検索ネットで一番近い店舗を検索
-
配送の流れ②荷物を持参送りたい荷物を店舗に持って行く
-
配送の流れ③梱包して料金確認店舗で梱包した荷物の重さで料金を確認
-
配送の流れ④宛名を記入送りたい住所と自分の現住所を記入
-
配送の流れ⑤支払いカウンターにて現金またはクレジットカードで支払い
荷物を店舗に持って行く前に料金の目安をオンラインで確認することも出来るので、不安な人は事前に確認しておきましょう。
荷物は梱包してから持って行くこともできますが、店舗にダンボールなどが売っているので、それを現地で購入して詰めることもできます。
送りたい住所や現住所は英語で書く必要があるので、どのように書くのか予習しておくと焦らずスムーズに荷物を送ることが出来ます。
日本の住所を英語で書く方法はこちら▼▼▼

オーストラリアの住所の書き方はこちら▼▼▼

CUBE ITの配送手順
-
配送の流れ①サイトで申し込みCUBE IT公式ホームページにアクセスして見積もりと予約申し込み
-
配送の流れ②ダンボールの配達予約で指定したダンボールの配達を待つ
-
配送の流れ③梱包して用紙に記入ダンボールが届いたら梱包して宛先などを用紙に記入
-
配送の流れ⑤荷物の集荷を待つ後日CUBE ITの集荷を待つ
CUBE ITで荷物を運ぶ際には別送品または一般貨物の2種類があります。
別送品:帰国するときに合わせて別送品で送ると日本で関税等が掛
一般貨物:帰国前に日本に荷物を届けたい場合は一般貨物扱い。荷物の到着は集荷の1〜2週間後。
ここで注意して置きたいのは、一般貨物の場合だと荷物が課税対象となり、
少しでも安く費用を抑えたいということであれば、日数はかかってしまいますが別送品で送るのがオススメです。
詳しくはCUBE IT公式ウェブサイトをご覧ください。
日本に配送できない物一覧
オーストラリアから日本へ荷物を配送する際に気をつければいけないのが、日本へ送ってはいけない荷物があることです。
下記のリストを参考にして気をつけるようにしましょう。
- オーストラリア土産のビーフジャーキー
- ゲーム機やモバイルバッテリー
- 髭剃りやカミソリなどの刃物類
- お米(生もレトルトもNG)
- ライターやスプレー
- 90度以上のアルコール
- 生き物
- 植物
- 医薬品
- 医療機器
上記以外にも日本へ配送出来ない物が沢山あります。
詳しくは日本税関公式サイトの輸入関係他法令などを確認しましょう。
まとめ
英語に自信のある人はAustralia Post、まだ少し不安がある人はCUBE ITを利用するとよさそうです。
- 早く、または安く送りたい人はAustralia Post
- 英語が苦手だったりスーツケースなど大きい物を送りたい人はCUBE IT
- 送れない物に注意をして荷物を詰める
荷物が送れたら、帰国前にオーストラリアで頑張って稼いだお金を無駄にしないように、1円でも多くオーストラリアドルを日本円に両替する方法を知っておきましょう。
帰国前にオーストラリアドルを日本円へお得に両替する方法はこちら▼▼▼
