オーストラリアへの留学・ワーホリってどのくらいお金がかかるのかな?いくら貯めておけばいいんだろ?
お金はあればあるに越したことはないけど、最低どのくらいで行けるのかも気になりますよね。
オーストラリアへ留学、ワーキングホリデーのために必要な準備をする際に1番気になるのは「費用がどのくらいかかるのか」というお金の問題ですよね。
実際にお金の事情でオーストラリアへの挑戦を諦める人も少なくありません。
オーストラリアでは毎年ビザの申請料金などの見直しがあり、2019年7月にも改定がありました。ネットで調べる際には「いつ更新されたのか」を確認することが大切です。
この記事は2019年の最新情報でワーキングホリデーの費用について解説していきます。
・ワーキングホリデーのための最低限必要な費用
・それぞれの費用の節約方法
留学知恵袋では事前の準備マニュアルとこちらの費用節約マニュアルが大変人気で多くの方にブックマークして使い倒していただいております。
もしこの記事を読んで、「役に立った!でも自分が行く場合の具体的な費用を知りたいな」と感じた方は無料LINE相談かTwitterのDMへお気軽にご質問ください。
それでは早速、かかる費用の方を見ていきましょう。
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ワーキングホリデーの費用の内訳
まず、ワーキングホリデーのために必要な費用について洗い出していきます。
基本的にこの5つ。これだけです。難しそうに見えますが、実はシンプルです。
●必要な費用
- ビザ申請費用
- 航空券
- 保険
- 出国前の各種手続き費用
- 現地での生活費や学費
ビザの申請費用
ビザ申請は自分で申請するか手数料無料の留学エージェントへお願いすると費用節約になります!
オーストラリアで留学するためのビザは主に「ワーキングホリデービザ」「学生ビザ」「ETA」の3種類があります。
※1ドル=80円換算の金額になります。
(2019年9月の最新価格適用)
学生ビザ(620ドル) |
49,600円
|
---|---|
ワーキングホリデービザ(485ドル) |
38,800円
|
ETA(電子入国許可)(20ドル) |
1,600円
|
ワーキングホリデービザやETAは英語力ほぼゼロの人でも申請が可能です。
留学知恵袋では自分でワーキングホリデービザを申請する方法を動画と記事で紹介しているのでトライする際にはご利用ください▼▼
https://ryugaku-chiebukuro.com/prepare/workingholidayvisa/自分で申請すると失敗するリスクや不安だという人向けにビザ申請代行サービスをまとめた記事もあります▼▼
オーストラリアへの航空券の費用
片道で2~3万円台にて購入が可能。留学知恵袋では航空券節約方法をまとめているのでみてみてください。
航空券購入は購入する時期・航空会社・取得方法をうまく選ぶと片道2万円から3万円ほどで手に入れることができます。
航空券購入の詳しい時期の見方や節約方法についてはこちらの記事で紹介しているので実際に購入される際にご利用ください▼▼
海外保険の費用
選び方次第で10万円以上節約できます。留学知恵袋では海外旅行保険の選び方をまとめてあるのでよかったら参考にしてみてください。
任意保険のため、加入は必ずしも必須ではなく、実際に入らないで来ている人もいます。
しかし、留学中の思わぬ事故、病気、ケガのために加入しておいた方が無難です。
留学エージェントからおすすめされる海外保険は10万円~25万円台のものが多いですが、10万円以下でも必要な補償を受けらる海外保険もあります。
オーストラリア留学・ワーホリのための海外保険の選び方についてはこちらの記事で紹介しているので実際に入られる際には見てみてください▼▼
出国前の各種手続き費用
こちらの費用は人によって発生するもの、しないものとあるので確認していきましょう!
●人によって発生する費用
- パスポート申請
- 日本の携帯の手続き
- 国際免許証の取得
- 歯医者や医者への診断費用
パスポートの申請費用
まだパスポートを持っていない、あるいは期限が切れてしまっている人はパスポートを取得する必要があります。
期間 | 金額 |
10年有効パスポート(20歳以上) | 16000円 |
5年有効パスポート(12歳以上) | 12000円 |
パスポートの申請方法や費用について詳しくはこちらの記事でも紹介しているので実際に申請の際に参考にしてみてください▼▼
日本の携帯電話手続き費用
日本で使っていたスマホをそのままの契約で持っていくと年間10万円近く損することもあります。必ず現在の契約を見直すようにしましょう!
長期滞在を予定している場合、電話番号維持サービスといった電話番号を保管することができるサービスがおすすめです。(携帯通信会社によって名称が異なります。)
もし、日本の携帯会社を一度解約してからオーストラリアへ行く場合は、解約手数料が3000円から4000円程度かかります。(携帯会社によって前後)
サービス名 | 金額 |
電話番号維持サービス | 月額500円程度(会社による) |
携帯電話解約手数料 | 3000円から4000円程度 |
スマホの分割支払いの残り分 | 人による |
日本での留学ワーホリのためのスマホの手続きに関して、詳しくはこちらの記事でも紹介しているので見てみてください▼▼
その他
国際免許証は2500円程度で申請することができます。詳しくはこちら▼▼
オーストラリアは歯医者に保険が適用されません。日本で事前に虫歯を治してから渡航されることをおすすめいたします!
オーストラリアでの費用
続いては日本を出た後にかかる費用について紹介していきます!
●オーストラリア渡航後に発生する費用
- 宿泊費・滞在費
- 空港送迎・交通費
- 当面の生活費
- 学費(学校へ行く人)
宿泊費・滞在費
早い段階でシェアハウスに移ることができると数万円の節約につながります。
オーストラリアへ着いた後、宿泊する方法は基本的に以下になります。
どの方法もメリット・デメリットがあるのでまずは費用面からみていきましょう。
●宿泊費まとめ(オーストラリアドル)
※あくまでも目安です。州や地域、宿泊施設、物件により細かい値段は異なります。
宿泊方法 | 1日の費用 | 1ヶ月の費用 | 手数料 |
ホームステイ | $35~$50 | $1050~$1500 | $200~$300 |
バックパッカーズホステル | $25~$40 | $750~$1200 | – |
ホテル | $80~$200 | 約$4500 | – |
AirBnB | $60~$150 | 約3600 | – |
シェアハウス | $17~$28 | $510~$$840 | – |
●宿泊費まとめ(日本円)
1ドル=85円換算
宿泊方法 | 1日の費用 | 1ヶ月の費用 | 手数料 |
ホームステイ | 2975円~$4250円 | 89250円~127500円 | 17000円~22500円 |
バックパッカーズホステル | 2125円~3400円 | 63750円~102000円 | – |
ホテル | 6800円~17000円 | 約382500円 | – |
AirBnB | 5100円~12750円 | 約30600円 | – |
シェアハウス | 1445円~2380円 | 43350円~71400円 | – |
費用の面だけ見ると、いかに早くシェアハウスへ移れるかが大きな節約につながることが分かります。
しかし、留学やワーホリ経験のない人が日本にいるうちにシェアハウスをネットで決めてしまうと、想像とのギャップや思わぬトラブルが発生することがあるので、初めてのシェアハウスは直接目で確認して入居を決めるようにしましょう!
●おすすめの方法
- ホームステイ→シェアハウス
- バックパッカーズホステル→シェアハウス
- AirBnB→シェアハウス
オーストラリアでの滞在方法についてこちらの記事で詳しく紹介しているので見てみてください▼▼
空港送迎・交通費
空港送迎サービスを使わずにタクシーを利用すると約1万円の節約につながります。
留学エージェントへホームステイを申し込むと、ホームステイ先までの送迎と空港出迎えをパッケージで勧められることがあります。
費用を抑えたい場合はタクシーで行くことで約1万円の節約に繋がります。
※1ドル=85円換算、タクシーなどは移動距離により前後します。各都市の空港から街中中心部辺りまでを想定した金額です。
移動手段 | 費用 |
空港送迎サービス(150~200ドル程度) | 12750円~16000円 |
タクシー(30ドル~50ドル) | 2550円~4250円 |
電車・バス(20ドル程度) | 1700円 |
Uber(20ドル~40ドル) | 1700円~3400円 |
ホームステイなどで田舎の遠方に家がある場合、タクシーの金額がこれ以上かかることもありますが、電車・バスに関しては概ね以上の金額になると思います。
「バスや電車の方がもっと安いじゃん」
と思われがちですが、ホームステイ先のホストファミリーはあなたのために時間を作って待ってくれています。
初めてのオーストラリアで電車とバスを使って迷わずに時間通りに到着できる人は問題ありませんが、知らない土地だし迷子になって初日からホストファミリーに迷惑をかけてしまったら…初日から少し気まずいですよね。
それでも安く済ませたい!という人には、タクシーの他にUber(ウーバー)の利用をおすすめしています。
しかし、1番安心確実なのは空港送迎サービスなのも事実です。
お財布と相談して、しっかりと考えた上でお願いするようにしましょう。
●おすすめ関連記事
・オーストラリアのタクシーの乗り方
・オーストラリアの電車の乗り方
・オーストラリアのバスの乗り方
・オーストラリアのUberの乗り方
1ヶ月当たりの生活費
ワーキングホリデー経験者50人に聞きました。
大体の1ヶ月の平均的な生活費はこちらになります▼▼
●1ヶ月当たりの生活費の平均
$1300~$1500程度
110500円~127500円
上記の金額には家賃・食費・交際費・交通費などが含まれています。
オーストラリアの生活費で掛かる費用に関してはこちらの記事で徹底的にまとめてあるので合わせて見てみてください▼▼
学校の費用
学校へ行く場合、学費はとても大きな費用になりますよね。
語学学校、TAFE、大学へ行くのか、または学部や期間によって金額は大きく変ってきます。
今回はあくまでも平均的な費用をご紹介します。
語学学校の費用
留学エージェントが持っている割引を併用することで学費がグッと抑えられます。
語学学校の多くは正規料金とキャンペーン料金を持っています。
語学学校へ普通に申し込んだ場合、正規料金が適用されますが、そういった語学学校のキャンペーンを持った留学エージェントを通して申し込んだ場合、キャンペーン料金が適用されます。
キャンペーン内容によりますが、大体20%~40%ほどお得に申し込みができることも。
語学学校の費用はあたり$250~$400程度が一般的です。
この記事では週$300と仮定してまとめたので目安にしてみてください。
※1ドル=85円換算
語学学校の費用(学生ビザで1年間通う場合) | |
---|---|
入学金 |
17.000円($200)
|
授業料(週300ドル×48週) |
1,224,000円($14,400)
|
教材費(週10ドル×48週) |
40,800円($480)
|
OSHC留学生保険 |
56,100円($660)
|
合計 |
1,337,900円
($15,740ドル) |
語学学校の費用(ワーキングホリデービザで4ヶ月通う場合) | |
---|---|
入学金 |
17.000円($200)
|
授業料(週300ドル×16週) |
408,000円($4,800)
|
教材費(週10ドル×16週) |
13,600円($160)
|
合計 |
438,600円
($5,160ドル) |
語学学校の費用(ワーキングホリデービザで1ヶ月通う場合) | |
---|---|
入学金 |
17.000円($200)
|
授業料(週300ドル×4週) |
102,000円($1,200)
|
教材費(週10ドル×4週) |
3,400円($40)
|
合計 |
122,400円
($1,440ドル) |
TAFE・大学の場合
専門性を持った人へ相談しや上で検討しましょう。
TAFE・大学の費用は学校や学部、優秀な教師陣を海外から呼んでいることや、学校の設備により大きく変わります。
そのため、費用を抑えられるかどうかは学校や状況により様々です。
あなたが学びたいことや、質の高い授業が必要かどうかなどをよく考えて学校を選びましょう。
TAFEや大学の場合、教材費は入学後に自分の履修する科目に必要な教科書を、現地で購入することになります。
1冊あたり平均80〜150ドル程度。高い教科書だと300ドルを超える場合もあります。
ここでは一般的な大体の金額をご紹介します。
TAFE | 1学期6,000〜8,000ドル×留学する学期(510,000円~680,000円) |
---|---|
大学 | 1学期13,000ドル〜18,000ドル×6学期間(3年)(1,105,000円~1,530,000円) |
二か国留学の学費
もしあなたの英語力が初級レベル~中級レベルであれば、フィリピン留学をしてからオーストラリアへ行った方が総合的な費用は抑えられ、かつ短期間で英語力を身につけやすいのでおすすめです。
費用面でのメリット
条件 | 費用 |
オーストラリアで1ヶ月語学学校へ通う場合 | 学費122,400円+生活費127500円=249,900円 |
フィリピンで1ヶ月語学学校へ通う場合 | 約170,000円(学費+生活費込み) |
費用の面ではフィリピン留学の方が圧倒的にコスパが良いですね。
英語力でのメリット
オーストラリアは集団授業なのに対して、フィリピン留学ではマンツーマンで授業になります。
そのため、授業についていけない…英語を発音する機会があまりない…
といったことは一切なく、英語漬けの生活を送ることができるため、英語力の下地がない人ほど伸びを実感できます。
フィリピン留学を経てオーストラリアへ行くことついて、詳しくはこちらの記事で紹介しているので見てみてください▼▼
https://ryugaku-chiebukuro.com/prepare/philippines/用意するべき費用・最低金額は…?
ここまでは留学、ワーホリに必要な費用を徹底的に解説してきました。
学校へ行く人や行かない人、アルバイトを始める時期など、それぞれの状況に応じて必要な最低金額を紹介してきます。
ワーキングホリデービザ×学校へ行かない人
1ヶ月以内には仕事を見つけられると余計な費用がかからないのでかなり節約になります!
早い人では到着後1週間以内に仕事を始める人もいます。
ワーキングホリデービザで学校へ行かない人 | |
---|---|
ビザ申請費用 |
38.250円($450)
|
航空券 |
34,000円($400)
|
海外保険代 |
56,100円($660)
|
生活費 |
110,500円($1300)
|
雑費 |
17,000円($200)
|
合計 |
255,850円
($3,010ドル) |
ワーキングホリデービザで3ヶ月学校へ行く人
学校へ通いながら働ける職場を見つけられるとかなり節約できる
留学エージェントがおすすめする黄金パターンである、語学学校へ最初の3か月から働きましょうのパターンです。
「学校へ通いながら働ける」職場を見つけることは学校のカリキュラムの日程にもよりますが中々難しいです。
ジャパレスでも良いので見つけられると資金面でだいぶ楽になります。
ワーキングホリデービザで3ヶ月学校へ行く人 | |
---|---|
学費(入学金・教材費込み) |
331,500円($3,900)
|
ビザ申請費用 |
38.250円($450)
|
航空券 |
34,000円($400)
|
海外保険代 |
56,100円($660)
|
生活費 |
331,500円($3900)
|
雑費 |
17,000円($200)
|
合計 |
808,350円
($9,510ドル) |
3か月フィリピン留学からワーキングホリデーする人●節約ポイント
オーストラリア到着後、1ヶ月以内に仕事を見つけられると良いです。
留学知恵袋がおすすめしているパターンです。
正直、英語があまり使えない&仕事につながるスキルがない場合、オーストラリアで良い仕事を見つける難易度は高いです。
フィリピン留学の費用は食費や滞在費込みなので、オーストラリアで3ヶ月間語学学校へ通うよりもコスパが良くなる傾向があります。
3ヶ月フィリピン留学からワーキングホリデーする人 | |
---|---|
学費(入学金・教材費・生活費込み) |
510,000円($6,000)
|
ビザ申請費用 |
38.250円($450)
|
航空券(フィリピン行き込み) |
72,250円($850)
|
海外保険代 |
56,100円($660)
|
生活費 |
–
|
雑費 |
17,000円($200)
|
合計 |
693,600円
($8,160ドル) |
学生ビザで1年間語学学校へ通う人
シフトの融通が利き、時給が良いかがっつり時間数働ける職場を選びましょう。
大学やTAFEへの入学準備や、がっつり英語を学びたい人向けです。
ある程度まとまった資金を用意する必要がありますが、良い職場を見つけることができれば、学校でインプットした英語を職場で使用しながら生活費の足しにもなるためコスパがめちゃ良いです。
学生ビザで1年間語学学校へ通う人 | |
---|---|
学費(入学金・教材費・生活費込み) |
1,224,000円($14,400)
|
ビザ申請費用 |
48.875円($575)
|
航空券 |
34,000円($400)
|
海外保険代 |
56,100円($660)
|
生活費 |
1,326,000円($15,600)
|
雑費 |
17,000円($200)
|
合計 |
2,705,975円
($31,835ドル) |
まとめ
ここまで必要な費用を徹底的に解説してきました。
ワーキングホリデーで必要な最低限の費用は大体25万円あればなんとかなりそうですね。
上記の金額の他に資金証明として5000ドル(約40万円)が必要になりますが、両親の口座証明でなんとか…という裏技もあるそうです。この辺りは自己責任にてお願いいたします。
各手続きの費用を徹底的に節約してお得にオーストラリア生活を送りましょう!
- 留学知恵袋の記事を見て、徹底的に費用を節約しましょう。
- アルバイトはなるべく早く始めましょう。
オーストラリアではいくらくらい稼げるの?現地の細かい生活費と合わせて紹介しています▼▼
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